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絵を描いています。演劇もはじめました。
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ギャラリー展示準備などでバタバタしていて、
制作を中断していましたが、やっと再開。

上海のアート街M50にあるJoshibi Art Galleryの倉庫で作業させてもらってます。
上海に来る時、東京のアトリエを引き払って、とても寂しくて。
次はどんなところで描いてるのかしらと不安だったけれど
現在、ありがたいことに素敵な場所で作業させてもらえています。

画面に向かい、周囲の空気が緊張感を増し、
聴いている音楽の歌詞がやたら沁みたり、かと思ったら無になって何も聞こえなくなったり
ああでもない、こうでもない、うんむうんむとやっている時がいちばん幸せ。

上海に来たこの1年は、自分自身や子供のことで思うようにいかなくて動けなかったりと、
辛いことも多く、どうして上海に来たのかよく分からなくなり、
帰りたい、帰りたい、、と思ってました。
日本にいた方が全てがスムーズにいく気がして、どうして負荷をかけてまで
上海にいるのかしら、と。

けれど最近になって、
まだまだ大変なことも多いけれど、越えることができたら、
日本では味わえなかったような発見や感動があるんだろうな、
その為に来たんだろうなと思うようになりました。

この1年のモガモガは必要なモガモガだと。


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中国語で書いてみるの巻き。
お手伝いしてる上海女子美ギャラリーの次回の展示のお知らせです。



你好。

我想通知一下儿下次的在上海
日本女子美术大学的画廊的展览会。
我们想介绍在日本的年轻艺术家们的作品。

这个展览不是我的。
我自己的展览开今年的八月或者九月。还没做新的作品,所以比较着急。。
我一定要加油~~

再见!


Joshibi Art Gallery
次回展示は、女子美卒の若手作家展です。
4月27日(土)14時〜17時にオープニングパーティを開催します。
ぜひお誘い合わせの上、お越し下さいませ。

We will hold a group exhibition by young artist graduated
Joshibi Art and Design College in Japan.
Opening party: 27th April 14:00~17:00
Please come and join us.

我们的画廊的下次展览是在日本女子美术大学已经毕业了年轻艺术家们的。
四月二十七号(星期六)从下午二点钟到五点钟,
我们开派对 。请大家来参加一下。

中国上海市莫干山路50号22号楼102室
#102,Bldg.22,No.50 Moganshan Rd.Shanghai,China

+86 21 6276 9100
joshibi.art.gallery@gmail.com






野村財団から上海に手紙が届いた。
申請していた助成金が通ったとのこと。
「上海での滞在制作と個展の開催」という内容で申請を出していた。

本当に有り難いし嬉しい。
今後は「野村財団」の文字を見つけたら、敬礼してしまうだろう。

昨年の4月に上海に来て、もうすぐ1年になろうとしている。
仕事も辞め学生になり、子供もいるし不安だったけど、
「飛び込め。そうすれば道は開ける」みたいなことを偉人達はよく言ってるから
本当ですかね??と思って、エイヤーと飛び込んでみた。

結果、やっぱり不安は同じだけれど、来た当初思っていたよりも様々な恩恵を授かっている。
ラッキーなのと、本当に周りのみなさんのおかげだと思う。
とにかく制作あるのみ。

中国語。制作。中国語。制作。仕事。子育て。子育て。家事。制作。

再见


你好。

 

这个星期一上海师大对外汉语学院的新学期已经开始了。

我希望在中级一 学习,不过我觉得有点儿难。

我有工作,还有看孩子,有家务。所以我决定继续在初级学习。我想慢慢学。

我觉得学习汉语是一个我的爱好。我的汉语水平提不高,不过学习汉语很有意思。

 

今年我一定努力画画儿-!

 

再见。

このごろ上海は暖かくなってきました。

 

NY在住の姉と最近1日に5、6通も長文メールを送り語らってる。

討論のような、お互い言いたいこと言ってるだけのような。

最近は、アメリカ型自由経済のゆくえみたいな話。

ここ何年かは掘り下げるとこの話題。

つまり、世の中で価値のあるとされているもの、高収入や成功やその他うんぬんが

やっぱりどうしてもまったくピンと来ないという話。

 

上海に来てから気づいたのは、私は中国でビジネスするぞーとか

中国にはマーケットがあるからここでうんぬんという思考があまりないこと。

どうしてもある種の抵抗を感じてしまう。

 

でも無意識にはある。

日本より絵が売りやすい。チャンスが多い。話が早い。知り合えないような人と知り合う機会がある等。

でも上海にいる一番の魅力は、赤いパンツがお外に干してある、お隣さんが鳥を絞めている、

お外で大人の男の人たちがみんなでゲームして熱くなってる等、

新鮮だし素敵だなーと思える環境にいれること。それが一番かもしれない。

ただ背景には経済発展に支えられて明るい雰囲気がある、というのもきっと事実。

 

経済発展を見込んでその国とつき合うのは、

肩書きで人と付き合うのに似ていて、どうしても嫌だなと思ってしまう。

そんなピーターパンな私は、結局周りに助けられて初めて成り立ってる。

けれども、無理しないで貫こうと決意した。

 

作品を作る事と売る事を切り離して考える風潮が美大の中に少なからずあり、

私も卒業当初は売る事に多少の抵抗感があったけれど、

中国でこれまで活動してきた中でだいぶ変わってきた。

作品は作家が所有していても意味がない。

作家の手元から離し世の中に出していかなかれば、面白い作用は生まれない。

売れる作品をつくることは大事だな、と考えるようになった。

それは小さな、無難な作品をつくるということではない。

 

面白い作品を作ること、そのことに尽きるのかもしれない。

 

你好。

中国では2月9日〜15日は旧正月の春節でお休みでした。
大晦日はお祝いの花火と爆竹ですごい音。夜中2時すぎまでバンバンしてました。

窓を開けると火薬の匂い。次の朝6時からまた再びバンバン。。

 

 

 

 

お隣さんが吊るしてた鳥。

 

再见。

 

 

 

よくわからないけど、なるべく頻繁にブログを書こうとしてみる。

 

今はデッサン描いてます。何枚か描きためる。

できたら、どしゃっとキャンバスに。

来週で大学も冬休みに入るので、制作に専念。

 

日本人は中国人に対して、報道などの印象が強いけれど

政治関係なく一般市民レベルで考えると報道とは違うなあ、

と今回の一時帰国で考えた。

反日報道がすごかった時も、特に嫌な思いをしなかった。

私の周りでもそういう人の方が多かった。

でも、中には何か言われたりした人もいたみたいだけれど。

 

あの時、中国人の大家さんは日本人の私たちを心配して

「だいじょうぶか?」と聞いてきてくれた。

周りの住人たちも、特に普段とは変わりはなかった。

どこに行っても、色んな人たちがいる。

 

上海が好きなのは、素朴さが残ってるところ。

道端で「それいくらだった?」と話しかけられたり、

スーパーのレジの人に「結婚してるのか?」と急に聞かれる。

タクシーのおじさんにも「あなた何歳?」と急に聞かれる。

 

みんな聞きたいことをただ聞いてる。しかも出会い頭に。

そういうところが面白いし、とても好き。

 

バスで立ってて私の後ろの席が空いたら、前に座ってる人に

「ほらあそこ空いたわよ。座りなさい」と言われる。

商店の店番の人たちが、お外で縄跳びしてる。

年配の男性たちが、お外でゲームして熱くなってる。

 

感情表現がストレートだから、気持ちがよい。

素っ気ない人もいるし、優しすぎるくらいの温かい人もいる。

自然体。

 

そこが好き。

 

 

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profile
HN:
ikumi nagasawa
年齢:
43
性別:
女性
誕生日:
1980/09/22
職業:
artist
自己紹介:
絵を描いてます。
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