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絵を描いています。

大学で今とっている授業は、先生に自分のアイデアを話し、
意見をもらったりみんなでディスカッションする、というもの。
私の作品を持っていって、「売ることを考えて描いているのか」と他の生徒から
質問がきたり、なかなか深い話しになって面白かった。
しかし、やっぱ語学力が全然足りてない。
言いたいこといっぱいあるけど、言えない。勉強しよう。


私の作品を見て先生は「中国に来たんだから、新しいものを取り入れて作風が
もっと変わっていってもいいと思う。少しづつでも。」と言っていた。
私もそうだな、と思った。

先生は「何を求めてここに来たの?」と聞いた。
他の生徒が「描く場所が欲しかったんだろ」と言った。
「私は描く場所は他にあるけど、スタジオで一人で描いていても日本と同じだから。」と言った。
それだけ言ったら先生は分かってくれて、「みんな、芸術家は環境を変えることは大事なんだ」みたいなこと言ってくれた。
大学は、そこに私はいるのだけれど、俯瞰して学園ドラマみてるみたいに感じる。面白い。

私は日本で美大の修士を既に出たし、どうしてまた大学に?と思われるかもしれない。
今はギャラリーで制作ができているし、ありがたいことにとてもいい環境にいるけれど
せっかくだから、もっと中国のことを知りたいし、中国の美術教育にも興味があるし、
他の学生や先生とも知り合いたい。
みんながお話ししてる中で制作するのは刺激的だし、描いてると筆を売りにくる業者の人がいたりして
「これ安いよ。買ってよ。日本より安いでしょ。」と言ってくる。
みるもの、そこにあるもの全てが新鮮で面白い。

ギャラリーでの制作、学校での制作、そして仕事、今はそのバランスがとてもうまくいっている
ような気がしている。
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ニーハオ。

最近のこと。
上海に新しくできる香港系のショッピングセンター Lane Craw ford内の
椅子のオブジェに色を塗るというお仕事しました。
これは2日で完成。休憩なしで朝から夕方まで、えええいーーとやりました。
今週末にもうひとつ同じのをやる予定。
周りのブランドに合うように、とだけのご注文。
悩まず、どんどん塗りました。
新しい自分発見。
よい経験。









上海師範大学美術学院油絵科の授業にやっとこさ行きました。
けれども行ったら大雨で授業なし。
気合いのある生徒が一人だけいました。彼にアレコレ聞きました。
大学の画材屋で大学用に画材一式を購入。
紙パレット買うのも「(パレット見せて)これの、紙のやつ。ほしい」
練り消しは「(消しゴム見せて)これの、もっと柔らかいやつ。ほしい」
なんとか通じる。たのしくなりそう。





友達夫婦の結婚パーティ用のウェルカムボード描きました。
はじめて描きました。こんなお仕事しようかしら。
ウェルカムボード承ります。メールにて応相談。





個展は11月になりました。
どんどん伸びる。でも11月には絶対する!
今は上海女子美ギャラリーで比較的大きなのを、大学で小品を制作ちゅう。
あっち行ったりこっち行ったり、フラフラしながら制作。

今月末は、上海森ビルで家族向けのワークショップする予定。
たのしみ。


上海に来て、もうすぐ1年半。
来たばかりの頃は様々な問題が起きて、よく泣いた。
今でも泣く。

海外で暮らすということは、思ったよりも体力が必要だ。
こっちには、日本食料理屋さんがたくさんあるし、日本人の友達もいる。
けれども、時に電池切れになって、日本に帰りたいと思うことがよくある。
育った国というのは、思っていたよりも大きいみたい。

前のお家の大家さんに、デポジットで渡したお金が戻ってこない。
振り込まれる予定だけど、電話したけど「うんうん、すぐやるけど、忙しいから」
と言われる。多分もう戻ってこない。
親切な人だと思っていたけど、お金の関係がなくなるとそんな態度だ。
そういうことが、暮らしている中でたくさんある。
言葉ができなかったり、外国人というのは弱い立場だ。

けれども、とても温かくて親切にしてくれる人もいる。
どこの国にも、きっといろんな人がいる。

でも、とてもいい勉強ができている。
経験できなかった事を経験できた。
視点が変わった。

来て良かったなあとしみじみ思う。





昨日は大学の終業式。修了書とテストの結果をもらって、語学は終了した。

テストは今回はもうダメかな、と思っていたけど、なぜか前回よりも点数が上がっていた。
成績合格と書いてあった。よかった。

9月からは美術学部に。
思ったよりも中国語が話せない。急に中国人だらけの中に放り込まれて大丈夫なのかしら。
たぶんダメだと思う。不安。
だけど楽しみ。

やはり語学の勉強だけよりも、専門分野の方が気持ちが楽。

留学生事務室の先生も、最近は容赦なく早口でしゃべってくる。
「ハイ、わかりました」と私は言ってるけど、内心はヒヤヒヤ。
なんとなくこんなこと言ってるんだろうな、くらいしか分かってない。

夏休みは制作。



「こうあるべきだ」「こうでなければならない」が嫌いだ。


けれど、自分の中に凝り固まった考え方の破片が知らないうちに蓄積していることに気づく。
受けてきた教育の影響力は大きい。

学校や家庭教育の中で、生きていく上で大切なことを教わった。
けれどその中には、洗脳のようなものもあって、自分の頭でじっくり考えた結果ではなくて
「そういうものだ」という何となくを信じてしまっていることも多い気がする。

私は美術作家として、ひとつひとつにいつまでも疑問を持っていたいし、
考えを凝り固めるのではなく、常に状況に応じて変化させていきたいと思った。

過去に出した答えも、時々ぐるぐる掻き混ぜてみる必要がある。


最近は、教育と社会について考えてる。
いつでもずっと何かについて考えてる。

考え続けるのは疲れるし、「こうあるべきだ」を信じれば、その方が楽だ。
でも私は、私が私でいられるように考え続けていきたいし、違う価値観を受け入れていきたい。
と、国外に出て改めて感じた。

多様性を、受け入れること。



今日は久しぶりに朝の地下鉄に乗った。

意外なのだけれど、
東京よりも上海の方が朝のラッシュは穏やかだ。

東京では車掌さんがぎゅうぎゅう押し込んで、もう入らないくらいに詰め込むけれど
上海では駆け込み乗車もないし、ある程度電車に人が入ったら、
みんなはすぐに次の電車を待つ。

電車の中でも、東京のような殺気はない。
スーツの人は少ないし、ラフな格好で、焦らずに電車に乗っている。

これくらいがいいなあ。

改めて東京の朝のラッシュは異常だなと感じた。
混んでることに加えて、人々の殺気が半端ない。
あの朝のひとときだけで、生気を吸い取られてしまうくらいの威力があるな、と。

日本のいいところ、上海のいいところを日々の暮らしの中で発見する。

あーお寿司食べたい。

上海来てから、ああーもうだめーーって場面が多い。

でもそれを乗り越えたり、視点が変わったりする瞬間が時々訪れて
その瞬間がものすんごく好き。ジタバタしてるから出会える瞬間。


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HN:
ikumi nagasawa
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1980/09/22
職業:
artist
自己紹介:
絵を描いてます。
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